マサ公の将棋実戦次の一手

初心者に将棋の考え方を分かりやすくかみ砕いて解説

爽快!田楽刺し|飛車の串揚げ一丁あがり!実戦に現れた寄せの手筋

んにちは!マサ公です😊

 

今日のテーマは香車が主役の田楽刺しです。

豆腐を串刺しにする豆腐田楽という食べ物があります。

豆腐田楽の真ん中を貫くイメージを、香車で相手の強力な駒を突き刺す様にたとえたのが、「田楽刺し」という将棋用語の由来です。

そんな香車が最も活躍するシーン、実戦に現れた田楽刺しの効果的な実例を紹介します。

お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

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商品のご紹介

 

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詳しくは下記記事をご覧ください。 

 

masakouchang.hatenablog.com

 

 

   

 

第1問 田楽刺しで相手の駒を貫く

 

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上図をご覧ください。

今、☗43角成に☖71王と逃げたところです。

現状を分析してみますと局面は終盤で、先手の王は☖79銀不成とされても、まだ次に詰む形(詰めろ)になっておらず少し余裕があります。

ヒントは今日のテーマ「田楽刺し」です。

二択からお選びください。

 

A ☗86香

B ☗85香

 

第1問解答

 

A ☗85香

 

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正解はA☗85香です。

香車を打つのは異論のないところだと思いますが、問題はB☗86香との比較です。

違いは☖同飛と取られて、飛車を取り返したときの厳しさです。

B86香は☖同飛と取られときの☗同歩がいかにも緩く、A☗85香のときの☗同桂の方が王の93の逃げ道をにらんでいて働いています。

ゆえに後手は☖24飛としますが、☗25歩と受けておいて飛車がどこに逃げても、☗84桂(参考1図)が詰めろ(☗72桂成☖同王☗82金の狙い)となります

 

参考1図

 

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☗84桂ではなく☗52角成でも詰めろですが、☖84歩と打たれて寄りにくい形となってしまいます。 

香車を打ったときは歩で止められないように注意してください。

 その意味でも84に桂馬を先着するのが急所なのです。 

実戦は☗84桂に☖83金と逃げましたが、そこで☗52角成する手が次に☗72桂成☖同王☗61馬(参考2図)以下の再度の詰めろとなります。

 

参考2図

 

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第2問 〇の有効活用

 

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参考2図から☖83金☗52角成☖84金☗61馬☖82王と進んで上図となります。

ここは〇の有効活用のチャンスです。

三択からお選びください。

 

A ☗62馬

B ☗84香

C ☗65馬

 

第2問解答

 

C ☗65馬

 

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正解はCの☗65馬です。

この手は☗84香以下の詰めろで、☖同飛は☗84香以下の詰みです。

☖85金とも取れませんので、実戦で後手はしかたなく☖72桂と受けました。

ここで先手は☗62馬(参考3図)とします。

 

参考3図

 

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この手の瞬間は詰めろではありませんが、単にA☗62馬とする手に比べて、☗65馬の活用を得て☖72桂を打たせている点が大きいのです。

B84香は☖同飛と取られ、ここで☗62馬は桂馬を打たせていない分、正解手に劣ります。

☖同飛の局面で☗65馬は、☖74香と受けられてしまします。

 

第3問 最後の決め手、ハラ〇

 

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参考3図以下後手は☖65飛と馬を取りましたが、そこで☗84香☖同桂と進んで上図となります。 

ここが最後の決め所です。

ヒントはハラ〇です。 

三択からお選びください。

 

A ☗71銀

B ☗72金

C ☗72銀

 

第3問解答

 

C ☗72銀

 

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正解はCの☗72銀です。

この手は次に☗83金と☗71馬の両方の詰みを狙っており、実はこのハラ銀で後手に受けはありません

このような局面を将棋用語で必至といいます。

先手の王に詰みはなく、これで先手の勝ちが確定します。

このようにハラ銀を打つことによって、いっぺんに2通の狙いが生じることが多く、受けなしになりやすいのです。

A☗71銀B☗72金は一番やってはいけない手で、このように詰まないのに王手する手は、多くの場合悪い手になります。 

C☗72銀のように王を包むように寄せる感覚を養ってください。

 

まとめ

 

今日は主に終盤の寄せにフォーカスして実戦を追ってきました。

 

寄せのポイント

  1. 縦に駒が2つ並んだ時は香車による田楽刺しが有効歩で止めらないように注意
  2. 大駒を有効活用して攻め駒を増やし、相手に受け一方の駒を打たせる。
  3. ハラ銀の手筋はいっぺんに2つの狙いを持つことが多く、寄せの手筋として非常に応用範囲が広い

 

香車を持ったら田楽刺しのチャンスがないかうかがいましょう。

 田楽刺しの例をもう一例(参考4図)あげておきます。

 

参考4図

 

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ハラ銀は決め手となることが多いです。

最後にハラ銀の例をもう一例(参考5図)あげておきます。

 

参考5図

 

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上図の形は☗23銀成以下の詰みと☗31馬の詰みを同時に受ける手はなく、持ち駒がなくても必至です。

 

お付き合いいただきありがとうございました。

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